【Functionプロシージャ】の応用

前回のVBAの書き始め【Function】の便利な使い方として、Excel関数として使用するという方法があります。

どういうことかというと、Functionプロシージャを作成し、Excelのセルの中に「=Functionプロシージャ名()」を記載する事で実際にExcelの関数として使うことが出来るようになるのです。

例)Function 足し算(a As Integer, b As Integer)
    足し算 = a + b
  End Function

上記のコードをVBAへ記載し、A1のセルに1を入力、B1のセルに1を入力し、C1のセルに「=足し算(A1,B1)」と入力するとC1のセルには2という数字が表示されます。

では少し応用して税込価格と税抜き価格を表示できるようにしてみましょう。
Function 税込み(a As Integer)
  税込み = a * 1.08
End Function
上記のコードをVBAへ記載し、適当なセルに数字を入れます。
次に開いてるセルに「=税込み(セル)」を記載するとセルの中に入ってる数字×1.08で税込みの金額が出るようになります。
上記の画像は実際に入力した画面です。
C3のセルに「=税込み(B3)」を記載し、B3のセルの値の税込価格を表示しています。

このようにFunctionを関数として使うことでVBAを使えない人にも自分で作った数式の入力方法を教えてあげる事で、みんなに自分の作ったマクロを使ってもらうことが出来るようになるのです。