セルやワークシートの指定

VBAを組んでいく上で一番大事になるのがセルの指定やワークシートの指定です。
例えばA1のセルに何か文字を入れたい時にA1のセルを指定出来ないと、どう頑張っても文字は入れれないですよね?
なのでまず1番最初にセルやワークシートの指定方法を覚えましょう。

例1)Cells(1, 1).Value = "A1のセル"
例2)Range("A2").Value = "A2のセル"
例3)Worksheets("Sheet1").Activate

ValueやActivateについてはまた別記事で説明しますが、Valueは値、Activateはアクティブにするとだけ覚えておいてください。

Cells

では例1から説明しますね。
例1では【Cells(,)】を使用しています。
このCellsは縦軸, 横軸のセルを指定するということになります。
例1の場合は1行目の1列目のセル=A1のセルになってるということです。
数学の表で言うy, xの事です。

Range

次に例2の【Range("A2")】です。
これは簡単ですね。
Rangeは次の("")に入ってるA2のセルの事を指します。
つまり、A3を("")の中に入れたらA3のセルを指しますし、A4を("")の中に入れたらA4のセルを指します。

Worksheets

最後に例3の【Worksheets("Sheet1")】です。
まずWorksheetssは「シートという物の中からこのシートを選びますよ」という事で複数の物から1つの物を選ぶので、複数形のsの付け忘れに注意してください。
次の("Sheet1")についてはこれもRangeと同じで("")の中のシートを指す事になるので、シート名をそのまま入力してください。

上記の3例の他にもR1C1形式を使ったセルの指定や、Rangeの中にRangeを入れたりと複数の段階を踏む事もありますのでその辺については次回説明します。